末吉俳句日記『灯に寄り添う秋の夜なべ』
🗓 2025年10月29日(水)
末吉俳句日記『灯に寄り添う秋の夜なべ』
夜なべかな 漏れるあかりを たよりして
(よなべかな もれるあかりを たよりして)
🖋️季語:夜なべ(よなべ)(秋)
※秋の夜、
遅くまで仕事や
勉学を続けること。
夜更けの静けさの中に、
生活の灯と
人のぬくもりを映す季語。
働く手のあたたかさと、
夜の孤独が交錯する。


灯に寄り添う秋の夜なべ
夜更けの廊下に、
扉のすき間から
やわらかな灯がもれる。
その先に、静かな気配がある。
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次回予告
静けさに光を宿す朝霧
深い霧の中、
先の見えない路を
たどっていた。
足元の冷たさと
静けさの中で、
やがて霧が晴れ、
黄金色の葉が
目の前に広がった。
季節が姿を現すその瞬間、
心にもあたたかな光が
ともった気がした。
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