末吉俳句日記『静けさに光を宿す朝霧』
🗓 2025年10月30日(木)
末吉俳句日記『静けさに光を宿す朝霧』
霧深し たどりて路は 黄葉になり
(きりふかし たどりてみちは こうようになり)
🖋️季語:朝霧(あさぎり)(秋)
※朝方に立ちこめる霧。
光をやわらげ、
風景を包み込むように
広がる秋の自然現象。
静けさの中に、
季節の深まりと
新しい光を感じさせる。


静けさに光を宿す朝霧
深い霧の中を歩く。
足音だけが響く静けさの中で、
行く先も見えぬまま、
ただ道をたどっていく。
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次回予告
心を映す静寂の十月尽
十月の終わり、
湖のほとりで立ち止まった。
風もなく、
水面は鏡のように澄んでいた。
そこに映る空と
木々の色を見つめながら、
自分の心もまた、
その静けさの中に
ゆっくりと
溶けていくように感じた。
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