末吉俳句日記『余白の五月』
🗓 2025年5月31日(土)
末吉俳句日記『余白の五月』
うしろ手に 余白のこすや 五月尽
(うしろでに よはくのこすや ごがつじん)
🖋️季語:五月尽(夏)
※陰暦の五月が終わる
梅雨の終わりを告げるころ
夏の気配が近づく節目


余白の五月
にぎやかだった五月の終わり
帰り道、うしろ手の誰かが歩いていた
ふと立ち止まる静かな余白に
過ぎゆく季節の気配がにじんでいた
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次回予告
猫と六月
新緑の季節が終わり、
少しずつ湿り気を帯びた六月の朝。
窓辺でじっと外を見つめていた猫と、
ふと目が合いました。
特に何もない日、でもそれがちょうどよくて、
「今日はこのまま篭っていよう」
そんな気持ちをそっと句に託しました。
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