末吉俳句日記『揚羽に託す青い空』
🗓 2025年6月6日(金)
末吉俳句日記『揚羽に託す青い空』
芒種空 舞ひてとけゆく 揚羽かな
(ぼうしゅぞら まいてとけゆく あげはかな)
🖋️季語:芒種(ぼうしゅ)|初夏(六月)
※二十四節気のひとつ。
稲や麦などの種を蒔く頃を指し、
初夏の息吹とともに命の営みを
感じさせる季語。


揚羽に託す青い空
雨の合間、
ふと見上げた芒種の空。
揚羽蝶がひらりと舞い、
そのまま青に溶けていきました。
一瞬の静けさが、
季節をやさしく運んでいました。
📄 この言葉をポケットに
📖 末吉俳句日記一覧を見る
🏡わたぼうしの詩小径トップへ戻る
📷 Instagram公開作品(@HaikuEchoes_575)
心にそっと俳句をお届け。皆さまの心がちょっとだけ癒されますように…
次回予告
空模様にゆだねて
梅雨入りを前に、空模様が
ころころ変わる水無月の一日。
雨に降られても、
晴れ間に出くわしても、
すべては空まかせ。
そんな曖昧な気候の中、
心もまた、
少し揺れていたのかもしれません。
インフォメーション
🌿末吉俳句日記|今日も小径で一句
わたぼうしの詩小径では、
毎日朝7時ごろに俳句を更新しています。
またInstagram投稿をもとに、
背景や季節の情景をお届け。
そして気に入った句は、
PDFとしてお持ち帰りも可能です。
最新のことばたち
🌸わたぼうし短歌帖|心のうたを五行に
わたぼうしの詩小径では、
毎日夜21時ごろに短歌を更新しています。
またInstagram投稿をもとに、
余情や季節の情景をお届け。
そして気に入ったうたは、
PDFでお持ち帰りいただけます。
最新のことばたち
メインサイトのご案内
「ことばあそびの詩唄」では、
有名な俳句や短歌、名言など、
古今のことばに光をあてて、
背景や想いを丁寧にひもとく、
やさしい図書館のような
ことばの時間をお届けしています。