末吉俳句日記『晴れ間の裏切り』
🗓 2025年6月29日(日)
末吉俳句日記『晴れ間の裏切り』
梅雨晴の 憂い残すや 戻り雨
(つゆばれの うれいのこすや もどりあめ)
🖋️季語:梅雨晴れ(つゆばれ)[夏]
※梅雨の時期の晴れ間。
一時の晴れに
心も晴れ間見せること。


晴れ間の裏切り
晴れた空に
期待した気持ちの奥で、
どこか拭えぬ憂いが残る。
午後の雨が、
それを映していた。
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六月尽の無言詩
ふとした沈黙のなかで、
言いたかった言葉を
伝えそびれたことがある。
でも、その場にふいた
風が葉を揺らし、
ふれあう音がまるで
「一言」のように感じられた。
六月尽の句切りに、
そんな静かな感情の
行き交いを重ねた一句です。
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