わたぼうし短歌帖『裏路地にすずむ風』
🗓 2025年7月18日(金)
わたぼうし短歌帖『裏路地にすずむ風』
🖋️ 短歌:
すだれ越し 蚊取りの煙 たゆたえば
風が吹け抜く 夏の裏路地
🖋️ 読み方:
すだれごし かとりのけむり たゆたえば
かぜがふけぬく なつのうらろじ


裏路地にすずむ風
すだれ越しに
ゆれる煙と風の午後。
裏路地の静けさが
胸にそっとしみ込んだ。
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次回予告
命のさけび、夏の声
蝉の抜け殻が桜の幹に
寄り添うように残っている。
すぐそばで響く蝉の声が、
木に木魂しながら広がっていく。
その声は、
地中の時間を耐え抜いた
命のさけびのようで、
ひとの人生にも重なる、
真夏の瞬間を描いた一句です。
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