末吉俳句日記『夏の名残を運ぶひぐらし』
🗓 2025年8月19日(火)
末吉俳句日記『夏の名残を運ぶひぐらし』
ひぐらしや 暑さを残し 夕空に
(ひぐらしや あつさをのこし ゆうぞらに)
🖋️季語:ひぐらし(秋)
※夏の終わりから
秋にかけて鳴く蝉。
その声は寂寥感を帯び、
秋の訪れを告げる。


夏の名残を運ぶひぐらし
夕暮れにひぐらしの声、
夏の熱気をまだ残しつつ。
寂しさ混じるその響きが、
空に秋を静かに告げる。
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和解の影と葛の花
葛の花は古来
「裏見草」と呼ばれ、
「恨み」と掛けて
詠まれることが多かった。
その背景を踏まえ、
恨みを忘れる瞬間を描いた。
寄り添うふたりの影は、
過去を手放し穏やかに
共に歩む姿を象徴している。
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