末吉俳句日記『光に寄る夢』
🗓 2025年1月26日（日）
寝つき虫 陽だまり寄りて 春を待つ
(ねつきむし ひだまりよりて はるをまつ)
🖋️季語：春を待つ（冬）
※寒さの中に希望を抱き
やがて来る芽吹きを信じて
静かに春の訪れを待つ心
光に寄る夢
窓辺にたたずむ、小さなてんとう虫ひとつ。
寒さの中、そっと陽だまりへと歩み寄る。
その小さな背に、春を待つ気配が宿り、
静かな希望が、部屋の隅に灯っていた。
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