末吉俳句日記『黄菊澄みわたる重陽』
🗓 2025年9月9日(火)
末吉俳句日記『黄菊澄みわたる重陽』
重陽や 碧天抱きて 黄菊澄む
(ちょうようや へきてんだきて きぎくすむ)
🖋️季語:重陽(ちょうよう)(秋)
※秋の季語。
9月9日の五節句のひとつで
「菊の節句」とも呼ばれ、
菊を愛で長寿を祈る行事。


黄菊澄みわたる重陽
重陽の節句、黄菊は澄み、
碧天を抱くように咲き立つ。
その清らかさに祈り宿り、
秋の華やぎが静かに満ちる。
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次回予告
声の途絶える野分
台風の夜を越え、
翌朝の庭に耳を澄ますと、
あれほど鳴いていた
虫の声が途絶えていました。
自然の猛威の前で
小さな命がかき消される
現実に胸が痛みました。
その寂寥感を刻みとめようと、
この句を詠みました。
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