末吉俳句日記『孤独を映せる曼珠沙華』
🗓 2025年9月15日(月)
末吉俳句日記『孤独を映せる曼珠沙華』
ひとしずく 紅を宿して 曼珠沙華
(ひとしずく あかをやどして まんじゅしゃげ)
🖋️季語:曼珠沙華(まんじゅしゃげ)(秋)
※彼岸花の別名。
燃えるような
赤い花を咲かせ、
彼岸の頃に田のあぜ道や
野に群生する。
鮮烈な色彩と、
どこか寂しさを帯びる花。


孤独を映せる曼珠沙華
彼岸に燃える曼珠沙華、
紅のひとしずくを宿す。
孤独の涙と重なり合い、
哀しみを鮮烈に映す。
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次回予告
蒼穹に羽ばたく鰯雲
秋の空に鰯雲が
一面に広がっていました。
その下で、まるで羽が
解き放たれるような
自由の気配を感じ、
心もまた蒼き空へと
解き放たれるように思えました。
自然の広がりと人の感情が
重なった瞬間の一句です。
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