末吉俳句日記『蒼穹に羽ばたく鰯雲』
🗓 2025年9月16日（火）
末吉俳句日記『蒼穹に羽ばたく鰯雲』
鰯雲 放たる羽の 蒼き空
（いわしぐも はなたるはねの あおきそら）
🖋️季語：鰯雲（いわしぐも）（秋）
※秋の空に浮かぶ、
うろこ状に連なる雲。
澄んだ青空に広がり、
季節の移ろいと
爽やかさを象徴する。
蒼穹に羽ばたく鰯雲
秋の空一面に鰯雲、
羽を放つように広がりゆく。
蒼穹に自由の気配満ち、
心も空へと解き放たれる。
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次回予告
宵のほのかに秋気
夏の盛りから秋へと
移る宵の空気。
そのほのかな光に、
心が追いつけず、
掌に宿る余韻に自然と
涙がにじみました。
秋気が静かにしみわたり、
季節と心の揺らぎを
重ねて生まれた一句です。
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