末吉俳句日記『朽ち蔓にとまる赤蜻蛉』
🗓 2025年9月27日(土)
末吉俳句日記『朽ち蔓にとまる赤蜻蛉』
朽ち蔓に とまり見入るや 赤蜻蛉
(くちづるに とまりみいるや あかとんぼ)
🖋️季語:赤蜻蛉(あかとんぼ)(秋)
※秋空を舞う赤蜻蛉。
夕焼けや野の草花と
共に詠まれることが多く、
郷愁と秋の深まりを象徴する。


朽ち蔓にとまる赤蜻蛉
朽ちた蔓にとまる赤蜻蛉、
小さな瞳をくるくると動かす。
夏の名残と秋の訪れが、
庭先に静かに交わる。
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次回予告
すすきに寄り添う三日月
秋の夜、尾上に揺れる
すすきの穂に目を向けると、
その向こうに三日月が
寄り添うように
浮かんでいました。
華やかさはなくとも、
控えめな光が
秋の野をやさしく包み込み、
心を静かに澄ませてくれる。
その印象を句に託しました。
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