わたぼうし短歌帖『やさしき秋の木守り』
🗓 2025年10月14日(火)
わたぼうし短歌帖『やさしき秋の木守り』
🖋️ 短歌:
誰も見ぬ 庭にひとつの 木守りに
誰に譲るか 秋はやさしき
🖋️ 読み方:
だれもみぬ にわにひとつの きもりに
だれにゆずるか あきはやさしき


やさしき秋の木守り
誰も見ぬ庭の柿の木、
ひとつ残る木守りの実。
鳥か風へ譲るように、
秋はやさしく微笑む。
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次回予告
細くなる秋の記憶
ひんやりとした
秋の風が木々を抜け、
葉の音がこぼれ落ちる。
色づいた景色も静かにしずみ、
季節が遠ざかるとともに、
心の記憶もまた
やさしく薄れていく。
音も色も心も細くなる、
秋の終わりの静かな一瞬を
詠んだ一首です。
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