末吉俳句日記『静けさを包む風秋冷』
🗓 2025年10月15日(水)
末吉俳句日記『静けさを包む風秋冷』
秋冷や 葉づれささやく 色落とし
(しゅうれいや はづれささやく いろおとし)
🖋️季語:秋冷(しゅうれい)(秋)
※秋が深まり、
朝夕に冷えを感じるころ。
風は澄み、
光はやわらかく、
静けさの中に
季節の移ろいを伝える季語。


静けさを包む風秋冷
秋冷の風が木々を渡り、
葉づれの音が静けさを包む。
色を落とす季の気配に、
時の移ろいを聴きとめる。
📄 この言葉をポケットに(PDFダウンロードはこちらから)
📖 末吉俳句日記一覧を見る
🏡わたぼうしの詩小径トップへ戻る
📷 Instagram公開作品(@HaikuEchoes_575)
心にそっと俳句をお届け。皆さまの心がちょっとだけ癒されますように…
次回予告
終を静かに舞う秋の蝶
秋の午後、
風に揺れる蝶を見つめていた。
その翅は弱く、
光をまといながら
ゆらゆらと漂う。
まるで、自らの終わりを
探しているようだった。
そこには哀しみではなく、
自然へ帰る命のやさしい
調べがあった。
インフォメーション
🌿末吉俳句日記|今日も小径で一句
わたぼうしの詩小径では、
毎日朝7時ごろに俳句を更新しています。
またInstagram投稿をもとに、
背景や季節の情景をお届け。
そして気に入った句は、
PDFとしてお持ち帰りも可能です。
最新のことばたち
🌸わたぼうし短歌帖|心のうたを五行に
わたぼうしの詩小径では、
毎日夜20時ごろに短歌を更新しています。
またInstagram投稿をもとに、
余情や季節の情景をお届け。
そして気に入ったうたは、
PDFでお持ち帰りいただけます。
最新のことばたち
メインサイトのご案内
「ことばあそびの詩唄」では、
有名な俳句や短歌、名言など、
古今のことばに光をあてて、
背景や想いを丁寧にひもとく、
やさしい図書館のような
ことばの時間をお届けしています。