わたぼうし短歌帖『細くなる秋の記憶』
🗓 2025年10月15日(水)
わたぼうし短歌帖『細くなる秋の記憶』
🖋️ 短歌:
風細く 葉音こぼれて 色もしず
うすれて去りぬ 記憶とともに
🖋️ 読み方:
かぜほそく はおとこぼれて いろもしず
うすれてさりぬ きおくとともに


細くなる秋の記憶
風細く葉音こぼれて、
色もしずかに遠ざかる。
記憶もまた薄れゆき、
秋は静けさに溶けてゆく。
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次回予告
終を知る翅のゆらめき
秋の午後、
重たげな風の中で、
蝶の翅がかすかに
揺れていた。
その動きはまるで
終わりを悟りながらも、
自然に身をゆだねていくよう。
命の終息を恐れず、
穏やかに受け入れる姿を、
やさしく見守るように
詠んだ一首です。
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