末吉俳句日記『灯をたより歩む夜の秋霖』
🗓 2025年10月19日(日)
末吉俳句日記『灯をたより歩む夜の秋霖』
秋霖や 燈は遠き 路果つる
(しゅうりんや あかりはとおき みちはつる)
🖋️季語:秋霖(しゅうりん)(秋)
※秋の長雨をいう。
空は低く、雨は冷たく続く。
人々の心に静けさと
物思いをもたらす季節の雨。


灯をたより歩む夜の秋霖
濡れた路をひとり歩む。
遠くに滲むあかりひとつ。
心の奥で小さく灯がともり、
闇の中にもぬくもりを見つける。
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次回予告
雲の行方に心澄む秋晴
澄み渡る秋の空を見上げると、
雲が静かに流れていた。
風に導かれるように、
ただ自分の居場所へ
還っていく。
その自然な流れの中に、
迷いを手放す
心の静けさを感じた。
空はいつも、
心の原点を映している。
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