末吉俳句日記『香りの時間差』
🗓 2026年1月24日(土)
末吉俳句日記『香りの時間差』
蝋梅や 谷風のせて おくれる香
(ろうばいや たにかぜのせて おくれるか)
🖋️季語:蝋梅(ろうばい)(冬)
※冬の季語。
寒中から咲き始める花で、
蝋細工のような
淡い黄色の花弁を持つ。
葉のない枝先に咲き、
静かな香りを放つのが特徴。


山の斜面に、蝋梅が群れて咲いている。
四、五本ほどの枝先に、淡い黄色が重なり、
冬の山肌だけがその色を受け止めている。
立ち止まったところへ、
谷から吹き上げる風が届き、
花の香りが遅れて運ばれてくる。
まだ寒さは残っているのに、
山の奥で何かが静かに動き始めていた。
📄この言葉をポケットに(PDFダウンロードはこちらから)
📖 末吉俳句日記一覧を見る
🏡わたぼうしの詩小径トップへ戻る
📷 Instagram公開作品(@HaikuEchoes_575)
心にそっと俳句をお届け。皆さまの心がちょっとだけ癒されますように…
