末吉俳句日記『霞に揺るる優駿』
🗓 2026年1月29日(木)
末吉俳句日記『霞に揺るる優駿』
優駿の 遠きかげろひ 冬霞
(ゆうしゅんの とおきかげろひ ふゆがすみ)
🖋️季語:冬霞(ふゆがすみ)(冬)
※冬の冷えた空気の中に立つ、
淡く視界を包む霞。
春霞ほどやわらかくはなく、
距離や隔たり、
静かな緊張感を含む。


冬の霞の中から、
一頭の競走馬が調教で坂を上がってくる。
朝の冷え込みの中、
走るたびに吐く息が白く立ち、
黒い馬体のまわりにまとわりついている。
脚を止めず、速度も緩めず、
霧と息を押し分けるように前へ出る。
画面越しであることを忘れるほど、
その熱と重みだけがこちらへ迫ってきていた。
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