末吉俳句日記『足もとの灯り』
🗓 2026年1月30日(金)
末吉俳句日記『足もとの灯り』
冬灯の 小径を照らす 手前のみ
(ふゆのひの こみちをてらす てまえのみ)
🖋️季語:冬灯(ふゆともし)(冬)
※冬の夜にともる人工の灯り。
本句では語感をやわらかくするため、
「ふゆのひの」 と読ませ、
日常の帰路に寄り添う光
として用いている。


ただ寒さだけが残る帰り道。
外灯の明かりが、一定せずに揺れている。
強くもなく、途切れそうでもなく、
足元を照らすには、かろうじて足りている。
立ち止まるほどではないが、
歩みを早める理由にもならず、
冷えた空気の中をその光と並んで進む。
季節は動かず、
道と明かりだけが静かに続いていた。
📄この言葉をポケットに(PDFダウンロードはこちらから)
📖 末吉俳句日記一覧を見る
🏡わたぼうしの詩小径トップへ戻る
📷 Instagram公開作品(@HaikuEchoes_575)
心にそっと俳句をお届け。皆さまの心がちょっとだけ癒されますように…
