末吉俳句日記『庭とともに』
🗓 2026年2月5日(木)
末吉俳句日記『庭とともに』
しら梅や 平屋の庭に 年を添へ
(しらうめや ひらやのにわに としをそへ)
🖋️季語:白梅(しらうめ)〔春〕
※早春に咲く梅。
派手さを持たず、
長い時間とともにある
静かな花。


古い家の庭先に、
白梅がひっそりと咲いている。
低い塀の内側で、
年を重ねた枝が
静かに花を開いている。
家も木も、
新しさを持たないまま、
同じ場所に留まり続けてきた。
誰に見せるでもなく、
毎年同じ時分に、
同じ白を返す。
庭の奥には声も姿もないが、
その花だけが、
積み重ねられた時間を
受け取っている。
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