末吉俳句日記『夜街に消える雪』
🗓 2026年2月9日(月)
末吉俳句日記『寒暖に身を合わせる』
淡雪や 街のよすがに 消えゆけり
(あわゆきや まちのよすがに きえゆけり)
🖋️季語:淡雪(あわゆき)〔春〕
※立春以降に舞う、
はかなく消えやすい雪。
冬の雪とは異なり、
春の兆しの中で現れては
消える存在として詠まれる。


立春を過ぎた夜、
淡雪がときおり舞っていた。
本降りにはならず、
街灯の下をひらひらと通り過ぎ、
街の気配に触れるようにして
消えていく。
足早な人の流れとは対照的に、
その雪だけが急がず、
夜の街に短い間をつくっていた。
見惚れるように立ち止まり、
その消えゆく様をとどめた。
📄この言葉をポケットに(PDFダウンロードはこちらから)
📖 末吉俳句日記一覧を見る
🏡わたぼうしの詩小径トップへ戻る
📷 Instagram公開作品(@HaikuEchoes_575)
心にそっと俳句をお届け。皆さまの心がちょっとだけ癒されますように…
