わたぼうし短歌帖『淡雪の待つ夜』
🗓 2025年2月9日(月)
わたぼうし短歌帖『淡雪の待つ夜』
🖋️ 短歌:
淡雪の 街路に触れて 消ゆるまで
母の気配を ただ待ちにけり
🖋️ 読み方:
あわゆきの がいろにふれて きゆるまで
ははのけはいを ただまちにけり


立春を過ぎた夜、
街路に舞い落ちる淡雪は、
触れるそばから静かに消えていく。
その儚い時間の中で、
語り手は姿も声もない「母の気配」を
ただ待っている。
動かず、急がず、
雪と同じ速さで流れる待ち時間が、
夜の街にそっと置かれた。
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