末吉俳句日記『うつむく終章』
🗓 2026年2月18日(水)
末吉俳句日記『うつむく終章』
蝋梅や うつむくままに 散りはじむ
(ろうばいや うつむくままに ちりはじむ)
🖋️季語:蝋梅(ろうばい)〔晩冬〕
※冬の終わりから
早春にかけて咲く淡黄色の花。
冷たい空気の中で
いち早く香りを放ち、
季節の先触れとなる。


蝋梅が散り始めている。
もともと枝先で、
うつむくように花をつけていた。
淡い黄色は、
冷えの残る空気の中で先に開き、
季節の動きを誰より早く受け取っていた。
役目を終えた花は、
ひとつずつ音もなく落ち、
足元に小さな色を残していく。
うつむいたまま、
花の時間だけが静かにほどけていた。
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