末吉俳句日記『紫陽花の別れ詩』
🗓 2025年7月9日(水)
末吉俳句日記『紫陽花の別れ詩』
紫陽花や 終のかたちを おしなべて
(あじさいや ついのかたちを おしなべて)
🖋️季語:紫陽花(あじさい)【夏】
※梅雨どきに咲く花。
青や紫に色を変える
様子も魅力のひとつ。


紫陽花の別れ詩
色を落とし
静かに終わる紫陽花に、
人生の終わりが重なる。
すべてはやがて、
おしなべて美しい。
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次回予告
空騒ぎの雷句
天気の急変に敏感な
人々のざわめき。
急ぎ足になったり、
子供が声をあげたりする
その様子が、
結局空振りに終わるのも
夏らしい情景。
自然の“からかい”のような、
空回りのドラマを
静かに詠んでみました。
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