末吉俳句日記『灯りに結ばる宵闇』
🗓 2025年9月29日(月)
末吉俳句日記『灯りに結ばる宵闇月』
宵闇を 灯りよぎるや 影結び
(よいやみを あかりよぎるや かげむすび)
🖋️季語:宵闇(よいやみ)(秋)
※日が暮れて間もない薄暗さ。
秋は宵闇が深く、
寂寥や静謐を象徴する季語。


灯りに結ばる宵闇
宵闇を灯りがよぎり、
影は結ばれ浮かび上がる。
光と闇の交わる瞬間に、
不思議な余情が宿る。
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次回予告
空き巣に余情の九月尽
九月最後の日、
庭先に残された燕の巣跡に
目がとまりました。
そこにはもう燕の姿はなく、
旅立った命の気配だけが
残っていました。
その空虚さに
寂しさを覚えつつ、
同時に尽きぬ空へと続く
生命の広がりを感じ、
この句が生まれました。
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