末吉俳句日記『雨待つこころ』
🗓 2025年6月21日(土)
末吉俳句日記『雨待つこころ』
空梅雨や 庭にうつろな 傘ふたつ
(からつゆや にわにうつろな かさふたつ)
🖋️季語:空梅雨(からつゆ)(夏)
※梅雨の時期にも関わらず、
ほとんど雨が降らない状態。
夏の初めの季語として使われ、
乾いた空気と寂しさを表します。


雨待つこころ
雨を待つ庭に、
ぽつんと置かれた傘がふたつ。
使われぬままの静けさが、
心にそっと影を落とします。
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次回予告
涼を呼ぶ雲の峰
梅雨の中休みが続き、
思わず空を見上げたときに
見えた入道雲。
その雲の向こうには
涼しい雨が降っている
のかもしれない……
そんな期待と
現実とのギャップ、
そして暑さへのささやかな
願いを込めました。
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