末吉俳句日記『雨と夏木立』
🗓 2025年6月27日(金)
末吉俳句日記『雨と夏木立』
雨粒に 葉の手かざして 夏木立
(あまつぶに はのてかざして なつこだち)
🖋️季語:夏木立(なつこだち)(夏)
※青葉の茂る木立をさす季語。
強い日差しを遮る、
夏の象徴的な緑。


雨と夏木立
夏の雨に
ふと立ち止まる。
葉が差し出す
掌のように、
雨粒をやさしく
受けとめていた。
自然のぬくもりに、
心がほどける。
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次回予告
香る白花の余情
梅雨の午後、
どこからともなく漂う
甘い香りに心がほどけた。
たどり着いたのは、
しっとりと濡れた梔子の花。
その白さと香りに、
まるで誰かが言えずに
抱えた涙のような想いを感じて、
この句が生まれました。
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