末吉俳句日記『青に遊ぶ冬晴』
🗓 2025年11月29日(土)
末吉俳句日記『青に遊ぶ冬晴』
冬晴や 青をあそびて 銀杏散る
(ふゆばれや あおをあそびて いちょうちる)
🖋️季語:冬晴(ふゆばれ)(冬)
※冬の青空の清らかさを表す季語。
冷たさの中に澄んだ光が満ち、
空気まで透き通るような
心地よさを生む冬の晴天を指す。


青に遊ぶ冬晴
冬晴れの青に銀杏が舞い
風に遊ばれながら散りゆき
黄金のひらめきが空へ溶け
季節の橋をそっと渡っていく
📄 この言葉をポケットに(PDFダウンロードはこちらから)
📖 末吉俳句日記一覧を見る
🏡わたぼうしの詩小径トップへ戻る
📷 Instagram公開作品(@HaikuEchoes_575)
心にそっと俳句をお届け。皆さまの心がちょっとだけ癒されますように…
次回予告
陽ひらく凩
凩が肌を刺すような冬の朝、
ふと差し込んだ光が
“あたらしい陽”として
胸に染み入る瞬間がありました。
ただ寒いだけの朝ではなく、
どこかで始まりを告げるような、
静かな明るさが
四方へ広がっていく。
その小さな救いのような光を、
ひと言の情緒に託して
詠んだ一句です。
インフォメーション
🌿末吉俳句日記|今日も小径で一句
わたぼうしの詩小径では、
毎日朝7時ごろに俳句を更新しています。
またInstagram投稿をもとに、
背景や季節の情景をお届け。
そして気に入った句は、
PDFとしてお持ち帰りも可能です。
最新のことばたち
🌸わたぼうし短歌帖|心のうたを五行に
わたぼうしの詩小径では、
毎日夜20時ごろに短歌を更新しています。
またInstagram投稿をもとに、
余情や季節の情景をお届け。
そして気に入ったうたは、
PDFでお持ち帰りいただけます。
最新のことばたち
メインサイトのご案内
「ことばあそびの詩唄」では、
有名な俳句や短歌、名言など、
古今のことばに光をあてて、
背景や想いを丁寧にひもとく、
やさしい図書館のような
ことばの時間をお届けしています。
