末吉俳句日記『花待つ時の語らひ』
🗓 2026年3月23日(月)
末吉俳句日記『花待つ時の語らひ』
花待つや 鳥の語らひ つづきけり
(はなまつや とりのかたらい つづきけり)
🖋️季語:花待つ(はなまつ)〔春〕
※花待つは、桜などの花が咲くのを
心待ちにする時期を表す春の季語。
開花前の静けさと期待が満ちる、
やわらかな時間の広がりを
感じさせる言葉。


花のまだ開かぬ頃。
枝先はふくらみ、
色を見せる手前で止まっている。
その周りを、
鳥の声が一定の調子で繰り返される。
高くも低くも変わらず、
同じ間隔で続いていく。
途切れぬそのリズムだけが、
時間の進みを知らせている。
咲く前の静けさの中に、
待つ気配だけが満ちていた。
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