末吉俳句日記『部屋に届く春の気配』
🗓 2026年4月7日(火)
末吉俳句日記『部屋に届く春の気配』
灯かりつけ 桜ひとひら ありにけり
(あかりつけ さくらひとひら ありにけり)
🖋️季語:桜(さくら)〔春〕
※桜は春を代表する季語で、
咲く華やかさだけでなく、
散り際のはかなさや
余韻も含めて、
人の心の揺れや
時間の移ろいを象徴します。


仕事から戻った部屋。
鞄をテーブルに置くと、
ひとひらの桜がそっと落ちた。
外で付いたものか、
途中で離れなかったのかはわからない。
白い花びらは、
動かぬ室内の空気にそのまま留まり、
季節の外側から来たように見える。
まだ手を触れぬまま、
その一片だけが、
部屋の中にやわらかく残っていた。
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