末吉俳句日記『光まとう花』
🗓 2025年5月20日(火)
末吉俳句日記『光まとう花』
夕映えに 余光艶めく 杜若
(ゆうばえに よこうつやめく かきつばた)
🖋️季語:杜若(かきつばた/夏)


光まとう花
雨上がりの夕暮れ、水辺に咲く杜若
濡れた花びらに夕陽がそっと差し込む
紫の冠が光をまとうように艶やかで
その静かな一瞬を忘れたくなかった
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次回予告
光こぼれる頃
二十四節気「小満」は、
草木がすこしずつ満ちていく季節。
見上げた大樹の下、
青葉の隙間からこぼれる淡い木漏れ日に、
季節が次の扉を
開きかけていることを感じました。
強い光でもなく、
はっきりとした暑さでもなく、
ただ“そっと”始まっていく夏の気配を、
葉の上の淡いひかりで表現した一句です。
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