末吉俳句日記『光のあるところ』
🗓 2026年3月9日(月)
末吉俳句日記『光のあるところ』
寒戻り 濃きひかりへ 足向くる
(かんもどり こきひかりへ あしむくる)
🖋️季語:寒戻り(かんもどり)〔春〕
※寒戻りとは、
春になり気温が
上がり始めたころに、
再び冬のような寒さ
が戻る現象をいう。


寒の戻りの空。
重たい雲が低く広がり、
街の色もどこか沈んで見える。
歩いていると、
雲の切れ間から一筋の光が落ちてくる。
舗道の一角だけが、
静かに明るさを取り戻している。
気づけば足は、
その淡い光のほうへ向いている。
まだ冷えの残る空気のなか、
光だけが先に春を知らせていた。
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