末吉俳句日記『光を見送りゆく晩秋』
🗓 2025年10月24日(金)
末吉俳句日記『光を見送りゆく晩秋』
晩秋の 暮れる夕日を みおくりて
(ばんしゅうの くれるゆうひを みおくりて)
🖋️季語:晩秋(ばんしゅう)(秋)
※秋の終わりを告げる頃。
木々の色が深まり、
日も短く、空気に
冬の気配が混じる季節。
過ぎゆくものへの名残と、
静かな充足が交錯する時期。


光を見送りゆく晩秋
夕暮れの光が、
静かに季節を染めていく。
沈む太陽に心を重ね、
秋の日々を見送る。
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次回予告
重なる時を抱く冬隣り
晩秋の午後、
落ち葉がひとつ、
またひとつと重なっていく。
その静かな積み重なりに、
季節の時間が息づいていた。
過ぎゆくものを
惜しむでもなく、
ただ受け止める心の余白が、
冬を迎える準備となった。
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