末吉俳句日記『影に涼ゆる残暑』
🗓 2025年8月8日(金)
末吉俳句日記『影に涼ゆる残暑』
石影に しばし身をおく 残暑かな
(いしかげに しばしみをおく ざんしょかな)
🖋️季語:残暑(ざんしょ)(秋)
※立秋を過ぎた
あとも続く暑さ。
夏の名残を表しつつ、
秋への移ろいを
感じさせる季語。


影に涼ゆる残暑
残暑の午後、
石の影に身を寄せると
熱と涼しさが交差して、
夏の終わりがふとわかる。
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次回予告
声に時止む法師蝉
夏の熱がまだ残る
坂道を歩いていた。
何気なく進んでいた足を、
どこかから聞こえた
法師蝉の声がふと止めた。
その声には、強さではなく、
季節の終わりを
伝えるような優しさがあった。
その瞬間、心の奥に、
夏が静かに通り過ぎていく
気配が流れた。
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