末吉俳句日記『影の寂しさ冬の灯』
🗓 2025年11月21日(金)
末吉俳句日記『影の寂しさ冬の灯』
冬の灯や 影も細りて 待つ人よ
(ふゆのひや かげもほそりて まつひとよ)
🖋️季語:冬の灯(ふゆのひ)(冬)
※冬の夜にともる
小さな明かり。
弱く揺れながら、
ぬくもりと寂しさを
同時に映す季語。


影の寂しさ冬の灯
冬の灯が揺れていた
細く伸びる影を見て
待つ人の想いに触れ
胸に静かな寂しさ残る
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次回予告
宵紅のひらめき小雪
小雪の季節、
宵の口に差す紅の光が、
家々や空気をやわらかく
染めていく瞬間がありました。
その穏やかな
移ろいが心に届き、
冬の始まりの
静かな呼吸を感じたのです。
その一瞬の余韻
をそっと詠んだ句です。
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