末吉俳句日記『鐘と夏空の静けさ』
🗓 2025年6月5日(木)
末吉俳句日記『鐘と夏空の静けさ』
鐘ひとつ とどめる碧の 仲夏かな
(かねひとつ とどめるあおの ちゅうかかな)
🖋️季語:仲夏(夏)


鐘と夏空の静けさ
仲夏の空に響く、
ひとつの鐘の音。
それはすぐに
消えることなく、
碧空のなかに
静かにとどまりました。
音が見えるような、
そんな午後の記憶です。
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次回予告
揚羽に託す青い空
芒種の頃、
雨続きの合間に見上げた空に、
ひらひらと揚羽蝶が
舞い上がっていきました。
その小さな命が、
まるで空へ溶けていくように
消えていった光景は、
静かで力強く、
初夏の生命の営みを
感じさせる瞬間でした。
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