末吉俳句日記『香り先立つ昼の長さ』
🗓 2026年1月8日(木)
末吉俳句日記『香り先立つ昼の長さ』
蝋梅に 顔寄せたれば 日脚伸ぶ
(ろうばいに かおよせたれば ひあしのぶ)
🖋️季語:蝋梅(ろうばい)(冬)
※蝋梅は、冬の寒さの中で
咲く淡黄色の花。
蝋細工のような透ける花弁と、
ほのかな甘い香りを持ち、
早春の気配を感じさせる冬の季語。


香り先立つ昼の長さ
蝋梅に顔を寄せ
香りを探すその刹那
いつの間にか日脚伸び
冬の奥に春が触れる
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次回予告
静寂の花影
正月が過ぎ、
人の気配が薄れた古寺。
その伽藍に身を寄せるように
咲く寒椿の、
八重の花弁が静寂を
深めていた。
華やかさを語らず、
ただ在る姿を写した。
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