末吉俳句日記『香る白花の余情』
🗓 2025年6月28日(土)
末吉俳句日記『香る白花の余情』
梔子や 涙香秘めて ひとつ咲く
(くちなしや るいこうひめて ひとつさく)
🖋️季語:梔子(くちなし)[夏]
※梅雨どきに
白く咲きだす
香り高き花のこと。


香る白花の余情
静かな午後、
雨に濡れた梔子が
ひとつ、そっと咲いていた。
香りに滲む涙の記憶——。
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次回予告
晴れ間の裏切り
朝から久々の晴れ間に、
心も軽くなった。
洗濯物を干し、
光に期待していたけれど、
午後にはまた静かに雨の音。
まるで心の奥に
残っていた不安が、
形になって
降ってきたようだった。
この気まぐれな一日に
寄り添って生まれた一句。
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