末吉俳句日記『かたつむり道』
🗓 2025年6月3日(火)
末吉俳句日記『かたつむり道』
かたつむり どこに昇るか きょうの壁
(かたつむり どこにのぼるか きょうのかべ)
🖋️季語:蝸牛(かたつむり)(夏)


かたつむり道
壁の前で、ふと立ち止まる。
今日という一日を、どう登ろうか。
かたつむりのようにゆっくりでも、
一歩進めば、それでいいと思えた。
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ことばの余白
咲きそろった
紫陽花の前に立つと、
毎年のようにことばが
足りないと感じます。
美しさに圧倒される
というよりも、
なにか深くて静かなものが
胸にのこる感覚。
この句は、
そんなときにふと心の中で
“ことばを数えていた自分”を
描いたものです。
語れない美に、
そっと寄り添うような
句にしたくて詠みました。
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