末吉俳句日記『風ささやく径』
🗓 2025年5月22日(木)
末吉俳句日記『風ささやく径』
若竹の 葉ずれささやく 碧の径
(わかたけの はずれささやく あおのみち)
🖋️季語:若竹(夏)


風ささやく径
竹林の小径を歩いていると
風にゆれる葉ずれがささやくように響く
緑に包まれ、音に導かれるうちに
別の世界へ足を踏み入れた気がした
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次回予告
木陰に息つく
梅雨前の少し暑い日、
木陰のベンチで休む老人と犬がいました。
手綱はゆるみ、ふたりはまるで同じ時間を
静かに受け止めているようでした。
薄暑のやわらかな熱気の中、
ふと見えたその光景がとても穏やかで、
“暑さの中にあるやさしさ”を感じました。
言葉にせず、静けさの中に描いた一句です。
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