末吉俳句日記『こだまに沁みる秋の海』
🗓 2025年9月18日(木)
末吉俳句日記『こだまに沁みる秋の海』
秋の海 しずけさ染みる こだまかな
(あきのうみ しずけさしみる こだまかな)
🖋️季語:秋の海(あきのうみ)(秋)
※夏の賑わいを
終えた後の海。
静かに澄みわたり、
寂しさや余情を湛える
秋の代表的な景。


こだまに沁みる秋の海
人影の消えた秋の海に、
波音だけがこだまと響く。
その余韻は胸の奥深く、
静けさとなり沁みわたる。
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生垣に追慕の子規忌
子規の命日、庭の生垣に
絡む蔦を見ていました。
その静かな佇まいが、
子規の生涯と俳句への思いを
重ねるきっかけとなり、
日常の中に追慕の心が
しみ込むように感じました。
静謐な時間を詠んだ一句です。
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