末吉俳句日記『声が触れる立秋』
🗓 2025年8月7日(木)
末吉俳句日記『声が触れる立秋』
立秋や 月にふれたる 虫のこゑ
(りっしゅうや つきにふれたる むしのこえ)
🖋️季語:立秋(りっしゅう)〔秋〕
※暦のうえで秋が始まる日。
まだ暑さが残るなか、
虫の音や月の光に
秋の気配が宿りはじめる。


声が触れる立秋
虫の声が月にふれたような、
そんな立秋の宵。
静かな風にのせて、
季節はそっと巡っていく。
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次回予告
影に涼ゆる残暑
残暑の午後、
照り返す石畳に足を止める。
ふと見つけた小さな石の影に、
しばらく身を寄せてみた。
その一瞬、
暑さの残る空気と、
影にひそむ涼しさが交わり、
夏が終わりに
近づいていることを、
からだの奥で静かに
知った気がした。
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