末吉俳句日記『声ひびく浅瀬と夏の海』
🗓 2025年7月21日(月)
末吉俳句日記『声ひびく浅瀬と夏の海』
夏の海 さわる波の瀬 子らの声
(なつのうみ さわるなみのせ こらのこえ)
🖋️季語:夏の海(なつのうみ)【夏】
※広がりと
ひかりと声を
映す水面。


声ひびく浅瀬と夏の海
夏の浅瀬に
波とまじる子の声。
ひびきあう笑いが
海の記憶をつくる。
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次回予告
縁ほどけて結ぶ白南風
白南風が吹くある日、
大きく広がる雲が
少しずつほつれて
ゆくのを見ていた。
梅雨の終わりと
夏の始まりのあいだ、
何かが変わる気配がある。
風とともに心もゆるみ、
そのすき間に生まれる
「縁」のようなものを
ふと感じた。
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