末吉俳句日記『声の余韻消ゆ長月』
🗓 2025年9月4日(木)
末吉俳句日記『声の余韻消ゆ長月』
長月や 昼餉しづけく 茶の香り
(ながつきや ひるげしづけく ちゃのかおり)
🖋️季語:長月(ながつき)(秋)
※陰暦九月の異名。
夜が長くなる月を意味し、
落ち着きと静けさを
象徴する季語。


声の余韻消ゆ長月
九月に入り昼餉は静か、
茶の香りだけが漂う。
消えた声の余韻を呼び、
季節の移ろいを映す。
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次回予告
田に群れ遊ぶ稲雀
実り始めた
稲田に群れる雀。
その賑やかさの中で、
群れから外れた余白に
ひとつの声が残りました。
その声は、にぎわいと
孤独の対比を際立たせ、
秋の田園の静けさを
より深く感じさせました。
その瞬間を切り取って
詠んだ一句です。
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