末吉俳句日記『胡瓜の音と夏バテ』
🗓 2025年7月28日(月)
末吉俳句日記『胡瓜の音と夏バテ』
夏バテや かじる胡瓜の 音ためす
(なつばてや かじるきゅうりの おとためす)
🖋️季語:夏バテ(なつばて)【夏】
※夏の暑さで体力や
気力を失うこと。
体のだるさや
無気力さなど、
夏の終盤の疲労感を象徴。


胡瓜の音と夏バテ
何もしたくない午後、
かじった胡瓜の音だけが
夏の空気にすっと響く。
味も温度も、どこか遠く。
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次回予告
音の涼しさ風鈴
窓辺で風を
待っていた午後、
風鈴が「チリン」と
一度だけ鳴った。
風が吹く前に
その音がふわりと届き、
まるで肌に
ふれたような不思議な感覚。
風鈴の音は“聴くもの”
と思っていたけれど、
その日は“ふれるもの”
にも思えた。
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