末吉俳句日記『迷いを託す落葉』
🗓 2025年11月17日(月)
末吉俳句日記『迷いを託す落葉』
落葉かな 拾うそぶりを 風に問い
(おちばかな ひろうそぶりを かぜにとい)
🖋️季語:落葉(おちば)(冬)
※木々の葉が散り、
地面に積もったものをいう。
冬の訪れと静けさ、
季節の移ろいの気配を
象徴する季語。


迷いを託す落葉
落葉を前に、
拾うべきかそのままにすべきか、
ふと立ち止まり、
心の曖昧を風にゆだねる。
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次回予告
命の行方と冬の蝶
冬の森を歩いていると、
弱々しく揺れる蝶に出会った。
その羽ばたきは、
まるで終わりの場所を
探しているようで、
森の静けさと
重なって胸に深く残った。
やがて蝶は枯葉へと降り立ち、
その葉がまるで最期を
受け止めるように見えた。
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