末吉俳句日記『流れる雲と梅雨の月』
🗓 2025年6月13日(金)
末吉俳句日記『流れる雲と梅雨の月』
動かぬに うつろう雲や 梅雨の月
(うごかぬに うつろうくもや つゆのつき)
🖋️季語:梅雨の月
※陰暦五月の月。
湿気に包まれた夜空に浮かぶ、
どこか物憂く幻想的な月の姿。


流れる雲と梅雨の月
雲は流れて
月はじっと動かない。
心の居場所をさがすような
梅雨の夜の帰り道。
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次回予告
雨あがりの掌
傘をたたんだ帰り道、
ふと伸ばした手のひらに
ころんと転がる雫。
濡れているはずなのに、
光を受けてきらりと
転がる様子が、美しく、
そしてなんだか
生きているようで、
ほんの少し、
心がほどける気がしました。
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