末吉俳句日記『波に光と孤の舟』
🗓 2025年8月6日(水)
末吉俳句日記『波に光と孤の舟』
潮騒に 沈む光と 舟ひとつ
(しおさいに しずむひかりと ふねひとつ)
🖋️季語:潮騒(しおさい)〔夏〕
※夏の海辺で寄せては
返す波の音。
五感と余韻を
ともなう代表的季語。


波に光と孤の舟
潮騒のなか、夕陽が沈む。
波間に浮かぶ舟がひとつ。
静かな景色が胸を包み、
時間だけがそっと止まった。
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声が触れる立秋
立秋の宵、
まだ暑さの残る風のなかで、
ふと虫の声が聞こえてきた。
見上げると、
空にはやわらかな月が
浮かんでいた。
その瞬間、
虫の声が月にそっと
触れたような気がして、
季節が静かに巡ることの
不思議と美しさに心がほどけた。
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