末吉俳句日記『波の声いまも残る野分焼』
🗓 2025年10月12日(日)
末吉俳句日記『波の声いまも残る野分』
波高し 遠き野分の 名残にて
(なみたかし とおきのわきの なごりにて)
🖋️季語:野分(のわき)(秋)
※秋の嵐や台風のこと。
吹き荒れた風の後には、
澄み渡る空と静けさが広がる。
自然の力強さと、
その後の余韻を象徴する季語。


波の声いまも残る野分
野分過ぎ澄みわたる空、
なお荒ぶる波の声あり。
風の記憶を抱きながら、
自然の力と儚さを知る。
📄 この言葉をポケットに(PDFダウンロードはこちらから)
📖 末吉俳句日記一覧を見る
🏡わたぼうしの詩小径トップへ戻る
📷 Instagram公開作品(@HaikuEchoes_575)
心にそっと俳句をお届け。皆さまの心がちょっとだけ癒されますように…
次回予告
時しずか深まりゆく秋思
秋の空気が澄み、
風がやさしくなったころ。
ふとした瞬間に、
季節の移ろいが心に染みた。
何かを失うわけでもないのに、
胸の奥が静かに満ちていく。
その穏やかな深まりを
詠んだ一句。
インフォメーション
🌿末吉俳句日記|今日も小径で一句
わたぼうしの詩小径では、
毎日朝7時ごろに俳句を更新しています。
またInstagram投稿をもとに、
背景や季節の情景をお届け。
そして気に入った句は、
PDFとしてお持ち帰りも可能です。
最新のことばたち
🌸わたぼうし短歌帖|心のうたを五行に
わたぼうしの詩小径では、
毎日夜20時ごろに短歌を更新しています。
またInstagram投稿をもとに、
余情や季節の情景をお届け。
そして気に入ったうたは、
PDFでお持ち帰りいただけます。
最新のことばたち
メインサイトのご案内
「ことばあそびの詩唄」では、
有名な俳句や短歌、名言など、
古今のことばに光をあてて、
背景や想いを丁寧にひもとく、
やさしい図書館のような
ことばの時間をお届けしています。