末吉俳句日記『夏の終わりの指先』
🗓 2025年8月5日(火)
末吉俳句日記『夏の終わりの指先』
朝顔に ふれる小指や 晩夏光
(あさがおに ふれるこゆびや ばんかこう)
🖋️季語:朝顔(あさがお)〔秋〕
※夏の名残を感じる
秋のはじまりの花。
咲いてすぐしぼむ、
儚さと清らかさの象徴。


夏の終わりの指先
朝の縁側、
しぼみかけた朝顔に
そっとふれた小指に、
晩夏の光が宿る。
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次回予告
波に光と孤の舟
夏の夕暮れ、
波の音が
静かに響く中で、
ゆっくりと
陽が沈んでいく。
海の向こうに
舟がひとつ浮かび、
その景色が
心を包みこんだ。
潮騒の中で、
時間だけが
止まっている
ようだった。
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